世に棲む日日|よだ歯科医院|千歳烏山の歯医者・歯科

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世に棲む日日

こんにちは
よだ歯科医院の依田です。
やはり2月は雪に苦労しますね。みなさん雪かきの筋肉痛は大丈夫でしたか。
今回のブログは歴史小説の感想っぽいものになりました。

先日、何年かぶりに吉田松陰、高杉晋作の歴史小説、「世に棲む日日」司馬遼太郎を読み直しました。
その流れで松陰神社にお参りにも行ってきました。
毎日の診療の中で良く悩み、試行錯誤して、治療する側の私と、治療を受ける側の患者さんのお互いが後悔することのないようにと心がけているわけですが。
そんな時に私の悩みを解決してくれるものは、たいてい世界史、日本史、医学史、歯学史を含めての歴史です。
今この瞬間は大きな時間軸の中のどこにいて、どこに向かっているのか。だから今何をすべきか。
歴史を学ぶことで平常心を保ちつつ、さらに困難な局面も楽しむ気持ちが生まれます。
日本の近代史は本当に勉強になります。
現代の平成と近代の江戸、明治のどちらが良い、悪いは分かりませんが、日本のために命をかけて生きた大先輩を学べる平成に生きていることは、ありがたすぎます。

世に棲む日日(二)の中に
革命について書かれていました。
第1期、第2期、第3期と時間軸があり、
第1期に変わったことを言う人間が現れ、世の中にバッシングされ、
第2期にそれを行動に移す人間が現れ、世の中をひっくり返し、
第3期に事務処理をして仕組みをつくる人間が現れる。
吉田松陰は第1期、高杉晋作は第2期の人間とのことです。

世の中における、とてもマイナーな歯医者の世界においても変えるべきことはたくさんあります。
自分は第1期、第2期、第3期、どこに当てはまるか、どこにも当てはまらないか。
自分の信念を再確認させてくれる小説でした。

吉田松陰は色白な顔の長い青年と言われているし肖像画でもそのように書かれていますが、松陰神社にある銅像はがっしりとした骨格の顔をしており、歴史に名を残した人物のオーラを感じることができました。
歯並び、咬み合わせ、良い顔・骨格、健康、世のため人のために生きる人生。
やはりすべてつながっていますね。
今月もあと1日です。
頑張ります。

 

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