小児歯科と母乳育児(1)|よだ歯科医院|千歳烏山の歯医者・歯科

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小児歯科と母乳育児(1)

ようやく秋がきましたね。今年の夏は暑かったです。だいぶ消耗しました。
いえ、そんなことありません。元気に楽しく過ごしました。秋も楽しみです。
さて今回のブログですが、小児歯科について考えてみました。
これまで顎関節症について考えるとともに、歯科疾患は生活習慣病であり、そのため慢性疾患である。と言ってきました。
私は10年以上本気で歯科医療、歯科治療に取り組んできてつくづく感じることとして、100点満点の治療の難しさ、治すことの難しさです。
虫歯、歯周病、義歯、インプラント、矯正、咬み合わせ、顎関節症、どの治療も重度な場合は困難を極めます。
そのことに気づくと、治療が困難を極める方たちの過去にさかのぼり、若い頃はどういう生活をし、どういう歯並び、咬み合わせ、だったのだろうと悪くなったプロセスを考えます。
若い頃だけではなく、小学生時の永久歯に生えかわるころの歯並び、咬み合わせ、骨格、顔つき、を考えます。
小学生の頃だけでなく、乳幼児期の歯並び、咬み合わせ、骨格、顔つき、を考えます。
さらに乳歯幼児期に母乳で育ったか、離乳は何ヶ月か、離乳食はどんなか、睡眠時の姿勢は仰向けか、うつ伏せか、などを考えます。
さらにはご両親、そのさらにご両親。
考えすぎですか?そんなことありません。
虫歯の原因はミュータンス菌ですが、その背景をくみ取らないといけません。
歯周病の原因は歯周病菌ですが、その背景をくみ取らないといけません。
歯並びが悪くなった原因は顎が小さいからですが、その背景を・・・
私が考える小児歯科は0歳から。いや妊婦時から。いやお母さんになるだろう女子中高生から。まさか哺乳類としてのヒトを理解するところからか。
そこまでさかのぼらないといけないのでは思います。
今月ももう一息頑張ります。

 

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