盆栽美術館|よだ歯科医院|千歳烏山の歯医者・歯科

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盆栽美術館

こんにちは。よだ歯科医院の依田です。
今年は秋がないなんていわれていますが、まだ何とか紅葉は楽しめそうですよ。
今回のブログは盆栽について書いてみようと思います。
以前から興味があった盆栽ですが、大宮盆栽美術館のことをある雑誌で知り、ぜひ行ってみようとのことで予習はそこそこで、先日行ってまいりました。

盆栽とは
草木を鉢(盆栽鉢、盆器)に植えて、枝ぶり、葉姿、幹の肌、根及び鉢の総称、もしくはその姿全体を鑑賞する趣味。
植物を鑑賞のため栽培する方法のひとつだが、盆栽は独自の位置を持つ。その目的は自然の風景を、植木鉢の中に切り取って作り出すところにある。その植物の、野外で見られる大木の姿を、鉢の上に縮尺して再現することを目指すものである。そのために剪定を施したり、自然の景観に似せるために枝を針金で固定し時に屈曲させ、あるいは岩石の上に根を這わせたりと様々な技巧を競うのも楽しみの一つとされる。
果てしない手間と時間をかけたうえ、常に変化し「完成」というものがないのも魅力の一つとされている。

ど素人の私は概要としての盆栽の歴史、伝統、文化、芸術性を学ぶことができ、とても勉強になったわけですが、大宮盆栽美術館内に展示してある盆栽コレクションや周辺地域(盆栽村)にある盆栽園の栽培中の盆栽そのものを見たとたん、ただ圧倒されつづけてしまいました。一人の人間が育てたとしてもせいぜい50~60年ではないでしょうか。
代々受け継がれ育てられている盆栽。
100年以上のものも枯れずに、また育てる方の育てたい樹形をイメージしながら。
根張り、立ち上がり、葉、枝ぶり、ジン、シャリ。意図的に、造形された自然感、時間的な深み。かなり感動しました。

その上で歯医者の悪い癖を少しだけ出してみます。
日々妥協せず、心をこめて、相手(患者さん)の気持ちをしっかり受け止め、一人ひとりの個性を生かしつつ、その時の時代、社会、生活環境、に配慮し、健康で長持ちする口腔環境を育てる、または再生させる。
100年超え盆栽の比較になりませんが、長期的なお口の健康
という大きなテーマとしっかり向き合っていきたいと思いました。

 

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